LILLYPRODUCTS代表の中馬です。
https://twitter.com/chuuuuuman/status/1025046391637176320
先日、こんなツイートをしたところ大きな反響をいただくことができました。
賛否両論もいただきましたし、私ひとりで悶々とするよりも沢山のことを考えることができました。
やっぱり自分の意思表示をするのは大切なんだなと感じました。
LILLYPRODUCTSは全員フリーランスの編集プロダクション
ところで、LILLYPRODUCTSは全員がフリーランスの編集プロダクションです。
ライターもフリーランス。編集もフリーランス。デザイナーもフリーランスです。
そのため、仮に大きなプロジェクトや特殊な依頼がきたときは常日頃から「素敵だな」と思っている外部の方に依頼をします。
その基準は単純に「作るものがイイ」とか「人間的に好き」とか「クライアントと相性が良さそう」とか色々あります。
ただ、「ユーザー視点に立てること」は本当に本当に本っっっ当~~~~に重視しているんです。
最重要視する「ユーザー視点に立てること」とは
ユーザー視点というのはそのまま、お客様目線ということですね。
これだけ聞くと「知ってるよ」とか「フリーランスなのにそれができないなんてことあるの?」と思う方もいるかもしれません。
でもね、このユーザー視点。ちゃんと意識してみると意外と矛盾の行動を取っていたりするんです。
twitterで例にあげた「月収○○万円稼ぐ目標があるので仕事ください」さんを考えてみてください。
私は別に金額という目標をかかげることや、それを理由にライターを志望することは悪いとは思いません。
ただ、おそらく「月収○○万円稼ぐ目標があるので仕事ください」さんのアピール先であるクライアントは「良い文章を書く人と出会いたいな」と思って募集をかけているはずなんです。
クライアントが欲しいのは「お金に困っていてとにかく働く人」や「目標を立てる能力がある人」ではないはず。
これらって相手目線に徹底的にたつことができれば事前に防げたことなんですよね。
このユーザー視点がかけている人とは、その後のお仕事でもいつか綻びが生まれます。
ようは相手目線に立つのが苦手ってことなので、編集の意図をくめなかったり機密情報をもらしてしまったりという危険性があるのです。
このユーザー視点ってマーケティング界隈ではすごくすごく重視されていることだし、本当に忘れちゃいけない。
ライターとして何かに立候補する時だけじゃなく、クライアントの希望を察知するとか友達がしてほしいことを気遣う気持ちとしても顔をみせます。
お金を目的にライターをすること自体は悪ではないはず
繰り返しになるけど、金額という目標をかかげることや、それを理由にライターを志望することは悪いとは思っていません。
「ライター=金だなんて!バカにしてますよね!」みたいな意見もチラホラ見たけど、別に才能のある人がお金目的でライターをするのは私は良いと思いますよ。
だってピカソが「自分は絵が好きというより儲かるから描いたんだ」って言ったところで誰も責めないでしょ? むしろ才能を利用して儲かってくれて良かったって思うでしょ?
私の主張はただ1つ。
「お互いにフリーランス同士という自立した関係であればあるほど、気持ちのいい取引をしたいもの。
だからこそユーザー視点を重視して、その提案分はリライトしてみようぜ!」
ってだけなのです。
自分の発信が誰かの何かきっかけになれば幸いです。